ユンカー振動試験

Junkertest

Junkertest

ユンカー振動試験は、ボルト継手の安全性をテストして比較する一般的かつ信頼できる手法です。この試験は、DIN 65151 (横荷重状態における締め具の引き込み特性の動テスト ― 振動テスト) 基準を満たしてしています。

ユンカー横振動 – ゆるみテストは留め具の横振動(ゆるみ)の広範なテスト & 検査のための簡易手法を提供します。テスト用機械は、留め具の軸に垂直にクランプされる部分に相対運動を生み出すことができます。ユンカー手法は、クランプ荷重、サイクル数、振幅の変数に関連した定量的な結果を提供します。

ユンカーテストは、特にゆるみを引き起こす軸方向の動荷重に頼る従来導入していたテストと比べると、留め具のゆるみ特性の「厳密な」テストであると考えられています。ユンカーは「ゆるみのメカニズムとボルトコネクションの適切な締め付けの検証」という見出しの論文で、現在の手法の実行可能性を大いに確立しました。

比較横振動テストは、差異の影響を判断するために同じテストのパラメーターに2セット以上の締め具が接するように設計されています。現在の研究ではナットボルトワッシャー組み立てとナットボルトDTI組み立てを比較しました。振動のゆるみをより理解するために、ユンカー試験では静的状態ならびに横振動の下でのボルト継手のモデルケースを示しています。

横振動 ― ゆるみテストの結果は、ボルト締め策の手法にとても有用で、運転中に振動のゆるみのリスクを減らす、または防ぐ、あるいは完全に避けることができない場所で、その影響を軽減します。
このテストの創設者であるゲルハルト・H・ユンカーは、「動的に荷重された継手は、 疲労故障または締め具の回転のゆるみのいずれかで大抵の場合に故障する。疲労故障は部分的なゆるみによって頻発する。」と言っています。

HEICO-LOCK® ワッシャー ユンカーテストの結果:
HEICO-LOCK® ワッシャーなしの締め具における振動試験の場合、そのゆるみの発生は明白でした。HEICO-LOCK® ワッシャー付きの締め具セットにおける試験の結果、明らかに他の締め具よりも緩みの発生が小さくなります。サイクル後に維持された締め付け荷重は、他の締め付け手法よりもHEICO-LOCK®の方が勝っていました。

結論:

対象テストの状況下において、締め具セットのHEICO-LOCK®ウェッジロックワッシャーの有無で、締め付け荷重の損失に著しい差がありました。HEICO-LOCK® ワッシャー無しの締め具は、サイクル後に初期クランプ力が大きな比率で損失しており、対照的にHEICO-LOCK®ワッシャー付きの締め具セットでは損失はかなり少なくなっていました。テストパラメーターと研究状況では、HEICO-LOCK® ワッシャーは、振動のゆるみに対するすぐれた耐久性を示しています。

前述通り、テストはDIN 65151に準じて行われました。さらに、的確な試験手法とテスト結果が明示されており、将来DIN 25301に追加されます(「鉄道車両とそのコンポネントの設計ガイド ― ボルト継手 ― パート2:設計 ― メカニカルアプリケーション」)。 これらのパラメーターはFachhochschule Koeln ( ドイツ、ケルン応用化学大学)と、IMA研究所(ドイツ、ドレスデン)で行われた産業促進研究プロジェクトにて設計され証明されました。本工程はDIN 25201-4/6/と名付けられた追記でDIN25201の一部となります。

HEICO-LOCK® ウェッジロックワッシャーはDIN 25201-4/6/の拡大版に準じてテストされました。
テストのグラフは、標準ワッシャーや一般的に使用されるロック装置と比べると、広範囲に渡る改善と利点を示しています。